ベランダでガーデニングを楽しむためには、初夏の暑さについて知っておきましょう。
人にとって初夏は気持ちの良い季節なのですが、ベランダでじっとしている育ち盛りの植物たちにとっては、強めの太陽がサンサンと降り注ぐ割と厳しい季節とも言えます。
また、ベランダは太陽光の熱を和らげる草がないため、周囲に反射した光や熱がこもりやすい印象があります。
そこで暑さ対策が必要となるのですが、暑い時間帯だけプランターや栽培袋を日陰に移動させることはなかなか難しいですよね。
でも心配することはありません。
安く手に入って簡単に使える「すだれ」があります。
すだれは完全に太陽光を防御しないので、生育に必要な日光を適度に当てることができます。
完全に太陽光をシャットアウトすると、立派に育つはずの夏野菜も、ヒョロッとした黄緑色の軟弱な株になってしまいます。
なので、生育途中の大事な時期の暑さ対策は、程よく太陽光を確保することも大切なのです。
似たようなものでは、ガーデニングの暑さ対策グッズとしてよく使われている「遮光ネット」があります。
遮光ネットを使うと土に直接強い太陽光が当たらないので、過度な地温の上昇を防ぎ、植物の根を傷めることなく栽培できます。
初夏の暑さ対策は、これから大きくなる苗が心地良いと感じられるよう日除けをして、太陽光の量を調節してあげることが何より大切なのです。